2017年2月12日日曜日

プラレール新幹線 連結器ギア欠け

ハヤブサの連結器が動かなくなりました。


後輩のドクターが組み立てに困っていたので、「コツ」をアドバイス。
ギアの位置を揃えるための穴があって、それにピンをさせば・・
と言いながら組み立てたのですが連結器部分が一向に動かない。
困った挙句、デジカメの古い画像を引っ張り出して見比べていると、
ありました!
連結器を動かすギアの端(端のギア)が割れてなくなっています。
あまりにきれいに割れていたため見逃していました。


少ないスペースにプラバンを貼り付けることにします。
ワイヤーで補強です。ここでは径0.23mmを使います。




これで連結器カバーが後退すると、その位置で平ギアが緑のプラを押して、連結器を動かすギアに噛み合い始めます。

すると今度はカバーを出すときにに平ギアの歯が緑のプラに干渉して途中で止まってしまうようになりました。
平ギアの歯を2枚削って対処しました。

無事動くようになって返却できました。



2017年2月7日火曜日

エルモ ギア割れ

動かないエルモが3体、同じ時期に来ました。


原因はすべて同じです。
ピニオンギアが割れています。
足と手の2か所が同時に割れています。
1体は平ギアと一緒になったピニオンギアの歯欠けもあります。











ギアはモジュール0.6、8枚歯です。
いくら探しても見つかりません。他のドクターに協力依頼しても見つかりません。
あきらめることにした矢先、先輩ドクターがさらにいろいろと手を尽くしてくれたので
気持ちにほだされるようにしてもう一度トライすることに。

割れたものは補修することにします。
フランジ側に金属タガをはめ、エポキシ樹脂を隙間に充填しました。
歯が見える部分は相手ギアとかみ合うぎりぎりの幅です。


足部分のギアは長さ10mmありました。
半分はシャフトに噛んで残りは空洞で次のギアと嚙み合います。
やはり金属タガとエポキシです。


平ギアと一体になったものは、アルミ棒を削り出して8mm長さのピニオンギアを作製し、平ギアと合体させました。
小さいビスで裏から固定してあります。
(左は削り取った歯欠けのギア)


手の部分のギアボックスはこんな具合になりました。


足のほうも同じように割れたギアを補強します。

これで無事動くようになりました。
なかなか悩ましくも楽しい修理でした。

後日譚
3体のうち1体はギアだけではなくIC不良が疑われました。
結局正常作動するものから基板、動力部分を移植して返却しました。
費用はそれなりにかかったのですが、お客さんがぜひ直してほしいということで対応しました。
でも、これは修理とはちょっと言い難いですね。




2017年2月5日日曜日

ゲーム用タイマー ギアかじり

ゲームで使うタイマー。空回りします。
中を開くとギアの歯がほぼ全周にわたって削られています。(右側の輪がダイヤルから切り取ったギア部分。)


ダイヤルのストッパーは2か所折れています。 当て物で対応です。



 
ダイアルについているギアはポリカ4mm板の削り出し、ビス止め

ギアは、組み立てては微調整の繰り返し。

ようやくできました。



 






風車のオルゴール 駆動ベルト

まったく動こうとしないオルゴール。


ムーブメントはSANKYO製です。まだきれいです。
風車を動かすプーリーが付いています。
これにゴムベルトが固まってへばりついていました。
プーリーも錆びています。


プーリーの錆びを落とし、ベルトはバンコード(ウレタンベルト)1.5mmで作りました。
ベルトが中の板に干渉するので削りました。
外側もきれいに磨いて返却です。
ちなみに曲は「風のささやき」でした。



2017年2月2日木曜日

CamBaby 傾斜スイッチ

声をかけても反応しなくなった。
足の動きもおかしいとのこと。











足の動きはリンクの骨折(2か所)でした。
細かい部分なので0.23mmステンワイヤーを使いました。
写真は修理後。


動かないのは困りました。
振ると動くことがあります。でも安定しない。
問題は傾斜スイッチにありました。
中のボールが内部の金具に接触してスイッチが入ります。
このスイッチは普段はONで、転倒すると切れます。
スイッチを分解して接点を磨きましたが埒があきません。
交換することにしました。
秋月で100円でした。
たまたま持ち合わせがありました。











順調に動くようになりました。
傾斜スイッチはまた仕入れておこう。
小さなものだし。

トイストーリーウッディ 部品の配置

背中のひもが出っぱなしになって、声が出ない。


お父さんがチャレンジしたが、部品がバラバラになって訳が分からなくなってしまった。
といっても、外れた部品は3つ。


組みなおしたのがこの状態。


ひものテンションを調整して完了です。

2017年1月27日金曜日

フォークリフト ラジコン 

動かないとのことです。


まずは発信機から。
(これはラジコンの先輩から教わったこと)

電池受けが錆びています。


この場合、外して熱湯洗い・清掃か交換で対応します。
電池が触れる部分だけ磨くという手もありますが、当座しのぎなので採用しません。
今回は熱湯洗い・清掃です。本体も洗います。
電線にも錆が入っていたので交換です。

これで電圧はOKですが、きかないレバーがあります。
スイッチをみるとタクトスイッチが使われていますが、接触が不安定です。
結局6個のうち3個を交換しました。


ところが、電波チェッカーでみると「常に発信」しています。
ひとしきり悩んだ挙句、結局写真中央上のスイッチの配線が問題なことに気づきました。
中央一番上の4点が問題の足です。フォークの動きをコントロールしています。


タクトスイッチの4本足のうち写真左上の足(の配線)を切り離してうまくいきました。
これだとこのおもちゃはこのボタンで(リフトが)動いたためしがなかったのではないだろうか。

次はリフト部分のロープです。
切れていました。
どういう取り回しなのか悩みながらなんとかなりました。
糸はからみの少ないストラップ用を使いました。
手芸店などに置いてあります。
干渉を避けるには端糸の処理も一工夫です。



このクラウンギアを動かすピニオンがすり減っていたので、少し位置を移動してちゃんと動くようになりました。

お客さんが驚くのではないかと心ひそかに「期待」しています。
いろいろと不具合があって、楽しめました。