2018年8月16日木曜日

黒ひげ危機一髪 つば欠け

黒ひげ危機一髪。
樽の上に置いた黒ひげを押し込んでも止まらないというものです。
写真は樽だけです。


黒ひげを押し込んだ時ロックする仕組みは、中央の棒が押し込まれ、鍔がレバーの爪にひかかかるようになっています。(写真は修理後)
飛び出す仕組みは、樽に差し込んだ板が中のレバーを押しツメを浮かせます。
するとバネの力で棒が飛び出すというわけです。


ロックできない原因は鍔(フランジ)が欠けていたことです。
なぜ欠けたかというと、ばねの力で飛び出した棒の鍔が突起に当たって止まるときに大きな衝撃力が加わるからです。長く使っていて弱っていたのでしょう。
接着だけでは弱いので補強のリン青銅版を入れました。



厚さ0,5mmのものを使いました。
ばねが干渉しないよう少したわませてあります。
これでどれくらい持つかちょっと気になるところです。
本当は追跡して調べるといいのですが・・・




2018年8月6日月曜日

チョロQ Rail Star 珍しいムーブメント

プルバックのチョロQです。
珍しいムーブメントを持っています。


以前にお客さんからのものを修理したことがあります。
ゼンマイ仕掛けが初めて見るもので、原理がよくわからないまま気になっていました。
その1回っきり見たことがありません。

ネットオークションで見かけて落札しました。
早速分解です。
ゼンマイはこんな具合です。

大小リールが2つあるだけです。
どちら巻きが解放状態なのか、どう巻き取られるのか迷うところです。

答えは、写真が解放状態(初期状態)で、車両をバックさせるとゼンマイは左の大きいリールにS字型に巻き取られていきます。
それで手を離すとゼンマイは元の形に戻ろうとして右に巻き取られながら走るわけです。
なぜ右に巻き取られるのかイマイチよくわかりません。
思いついた人に敬意を表したいです。

ボックス全体の様子。

ゼンマイが透けて見えます。

ギアの様子。


箱には2002とあるので16年前のものです。


使った跡がありませんでしたが、内部はパーツ割れが2か所ありました。

しかし、何に使おうかな?
です。

2018年7月31日火曜日

エポック社野球盤 投球変速の仕組み


エポック社の息の長いおもちゃです。昔からあってバージョンアップしながら続いています。


これは投球スピードが遅速2段階です。
仕組みが面白かった。
投球はモーターでバーを引いてばねを縮ませ、その反発力でボールを飛ばします。



ばねを縮ませるのに使うギアがこれです。
歯数が違うため引き代が変わるというわけです。
モーターの回転方向でギアを使い分けています。


特定のギア軸穴が長円形になっていて、片方に回るときに軸が動いて一方のギアだけが噛み合い、他方は解放される方向にギア軸が動くようになっています。
モーターの回転が逆になると噛むのと解放が逆になります。

チョロQの仕組みと同じです。



2018年7月26日木曜日

骨折した人形

リカちゃん系のもう少し大人バージョンの人形です。(写真は修理後)


両腕、指、右足首が完全に骨折していました。
落っことしたのですかね。



お客さん自身がトライしたようですがうまくつかなかったようです。
ゴムの理系が使われているようですがそれでは固定できません。
まずは接着剤剥がしから。

ピンを入れて接着と考えたのですが、素材はセラミック系で穴があきません。
やむなく瞬間接着剤とエポキシを使い分けて接着です。
仕上げはやすりでバリ取りです。
なくなった指は木で仕上げです。
強度は保てませんがやむをえません。




首の固定が緩いという相談もありました。
ゴムが伸びきっているようですが交換ができません。
首を何回転かさせてきつくして対応です。

2018年7月14日土曜日

東急バスの降車ボタン

バスから取ってきたのかと思うほどリアルでしっかりしたつくりです。

東急バスとあります。景品でしょうか。
もしかすると本物と同じものを使っているのかも?

故障は断線でした。

2018年6月29日金曜日

アヒルのオルゴール

お父さんが子供のころに遊んだ思い出ののおもちゃだそうです。
たまたま出てきて懐かしくなり、何とか直らないかという相談でした。


ハンドルを巻ききったまま全く動きません。
原因は劣化したパーツをギアが噛みこんでいました。

ドラムの左側についていた円盤状のプラスチックが割れて噛みこんだものです。
外すのに苦労するほどがっちり入っていました。
それを外して一段落。

今度はギアが舐めたように空回りします。
ギアをよく観察しても減っていません。
さらによく見ると風車を止めている板の固定が緩くガタついています。
このためギアが逃げて滑ったわけです。
カシメを削り穴を開けてビス止めです。


これでばっちりです。

櫛歯はビス1本で固定されていました。

ボディを磨いて返却です。(気が向くとそこまでやります)


2018年6月21日木曜日

ヤマト運輸のミニカー ドア作成

ヤマト運輸のミニカーです。


後ろの扉のヒンジ突起がなくなり外れてしまいました。
左半分は紛失です。(本体はドア取り付け後)


ピンを取り付ける余地がないため新たにドアを作ることに。
使った素材はこれ。

壊れたテスターのケースです。壁にちょうど良い段差があるのでその部分を使うことにしました。(写真は切取後)

サイズを合わせて切り、軸を切り出して取り付けました。ドアの重なる部分の段差がちょうどよかった。


取り付けるにはシャーシを外す必要がありました。

閉めたところ。右のドアの段差は開けたときの逃げを削り出した状態。


これで色を塗れば見てくれも少し良くなりそうですが、省略でご勘弁。

このミニカーはヤマト宅配便を利用して得るポイントをためるともれなくもらえたものです。ポイントが多いともっと大型のトラックもありました。
とてもリアルにできています。
今はもうそのサービスは終了しています。