バク転するトーマスです。
バク転しなくなったというものです。
バク転するためのレバーが車体下部と上部(煙になっている)にありますが、それを動かすカム(クランク)が両方とも割れていました。形が複雑なのと変形がひどく補修は諦めて3Dプリンターによる作製です。
下のパーツはオーバーハングがあるため3個のパーツを結合しています。
スイッチ部分の摺動を確保するのに苦労しました。3Dプリンターとはいえ作図上は正確でも実際は微妙に変形が出るためです。FDMの場合は特にそうです。
取り付けた状態です。
無事動いたときはいつもながらほっとします。
後日、事情がありこれをお借りして分解しました。
組み立て時に2つドツボにはまりました。
一つは、右後輪シャフトがわずかに上下し、スイッチになっています。つまり荷重がかかってシャフトが持ち上げられていないと動きません。テストは分解した状態、車輪を浮かせた状態でやることが多いですから動かないのです。これを忘れていて、電源系、各スイッチ、カムの初期設定などいろいろと調べる羽目になりました。
二つ目は電池です。1.48Vあるので安心していました。ところが、前後進は動くのにバク転が途中で止まってそれきりになる。これも散々迷いました。偶然別の電池を入れたところ元気よくバク転しました。電池チェッカーで無負荷だと1.48V、10Ω負荷だと1.2Vしかありませんでした。電池が弱っていたということでしょう。
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