外部電源について。電圧電流値が測定できるものだと動作確認だけでなく、電流値や電圧の変化をみることによって内部の不具合を推定でき、便利な道具です。
この外部電源ですが、電池ケースに繋ぐ場合にマイナス側はバネや板ばねを簡単にはさめますが、プラス側の接続に苦労してきました。一時はベロのような金属板を差し込んだりしたのですが、隙間がないと難しいので難儀していました。(写真1)
この問題を解決するのに、ダミー電池を使っているドクターがいたのでアイデアを拝借して紹介します。
ダミー電池は中が空洞でジャンパ線があるだけです。ジャンパ線をクリップで挟めばプラス端子につながります。閉鎖されたタイプのものだと加工が必要です。閉鎖タイプではないダミー電池なら容易ですが手に入らない場合は自作です。
写真は3Dプリンターで作ったものですが同じ大きさのものならパイプや木でも出来そうです。
単4用を持っていれば足ります。単3と単2には写真の様なソケット(アダプター)が使えます。
ドクターの皆さんは既に治具を工夫されているかと思います。また、ネットで「ダミー電池」で検索すると既製品の他に自作情報もいろいろと出てきます。今回は一つの例として紹介しました。
ところで、外部電源は電圧電流計付きが便利ですが、電流は1mAまで測れるものが実用的です。
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