2024年6月7日金曜日

バズライトイヤーの翼が

 比較的新しいバズライトイヤーです。片方の翼が閉じなくなった。翼の先端のライトが点灯しなくなったという症状です。

翼が閉じないというのは定番のロック爪折れでした。裏からL型の当て板を接着して補強しました。完全な直角ではないため充填が必要で、プラリペアを使いました。


翼先端のライトは、まずそのままで出ている端子に電圧をかけて点灯の有無を確認します。点灯しなかったので、翼分解です。赤白のシールを合わせ目でカットします。隠しネジもあるためベンジンを使ってきれいに剥がします。開けると負荷のかかる場所できれいに断線していました。かろうじて見えていた線を引き出してハンダで繋いだのですがすぐに切れて(折れて)しまいました。線を出すために翼の先端半分をさらに分解する必要があったのですが、接着が広く強固なため諦め、方針変更です。線が切れた部分の翼を切開します。線が見えたところで、点灯チェック。無事点灯しました。新たな線を繋ぎ直します。引っぱられても強いようにちょっと一工夫です。
オリジナルの線の取り回しは遊びがありませんでした。そのため翼が動く度今回の切断部分が折れ曲がり、疲労切断となったと推測しました。そのため、スペースを見た上で、折れ曲がりが生じないよう取り回しを写真の様に工夫しました。

バネのセットは写真の様にします。

以上







2 件のコメント:

  1. 当クリニックでも、先端LED付近は分解を諦め、断線部のみ切開して治療を進めました。コチラの記事を参考にして、無事に治療完了することができました。ありがとうございました。
    事前に断線部を光に透かして配線位置を確認しておきました。ご参考までに当方の診療記録は、コチラ
    https://blog.canpan.info/charts/archive/451

    返信削除
  2. 記事が役に立ってなによりでした。
    紹介のページ見ました、光ですかすというのはいいアイデアですね。またよろしくお願いします。

    返信削除