旦那さんが40年ほど前にドイツで買ったオルゴールだそうです。
丁寧なつくりです。
塗装は白の下地がしっかり入っていました。塗装が剥げて下地の出た部分がありました。
また、裏ブタをはがすときにヘリの部分がぱりぱりと剥がれて下地が目立ちました。
そこはアクリル絵の具で控えめに修復しました。
オルゴールですが、中身に興味がありました。
ひょっとしてサンキョーか?それともドイツのムーブメントならどういうものだろう?
以前、ウィーン土産のオルゴールを分解したら香箱に「SANKYO」とあったことがあるのです。
さて、中身です。
ギアのほとんどは金属を使っています。香箱の上に乗っているのは巻きすぎ防止の仕組みです。
香箱にある文字を読むと、「Swizerland」の文字がありました。
さすがです。
注油で動くようになりました。
ゼンマイハンドルがひび割れていたのは真鍮パイプタガで補強です。(SANKYOのハンドルに替えるのはためらいがありました。)
屋根の小さな天使は接着で固定です。
塗装は難しいです。これからのテーマです。
作りのいいものを目にするのはいいものです。これを見るとSANKYOがスイスのオルゴールをコピーして、安く作って販路を広げたことが推察できます。
返却は来月です。
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