このおもちゃ
ケースを割るのに苦労します。6本の接着柱でグレーのケースと白い蓋がガッチリ接着されています。
グレーの側面から刃を入れます。最初は柱の位置に紡錘状に溝をほり、そこから超音波カッターやヒートカッターの刃を差し込んで手早く柱だけをカットします。黒点が柱の位置、赤はカットしてはいけない柱があるので避けます。
横から見た位置は重要です。実際は写真の溝より左側、製造時の境目のライン近くがいいです。
組み立ては表側からビスで固定します。
このおもちゃ
歌を選べる絵本です。
プリント配線の共通ラインが切れていると推測して開いてみます。
どうやって繋ぐかですが、プリント配線はフィルムの内側で、反対側はシールされていて、外からはコンタクトできない状態です。かといって貼り合わせたフィルムを剥がすと、他のラインを切ってしまうのが目に見えていてできません。
あきらめかけたときがアイデアを生むチャンスと日頃感じていましたが、今回はフィルムの一部をカットして浮かせ、内側にジャンパ線を潜り込ませる方法にトライしました。
フィルムをベロ状にカットし、隙間を作る。
対策は反対側にしみこんだ部分をフィルムごとカットです。
ちょっとばかり、やったー!感を味わいました。
アンパンマンのキーボードです。音がビリビリと割れます。
左右に1こずつあるので1個ずつ外してみてもやはり割れます。問題はスピーカーではありませんでした。
次は、モーターからのノイズを拾っているのではという疑いです。コンデンサーは組み込まれていましたが、念のためもう1個噛ませても症状は消えません。
そこでちょっと足踏みしてしまいました。
思い当たったのが、モーターのトルクがちょっと弱いということです。ブラシが摩耗しているとノイズは増えるのではないかと推測してモータをばらしました。
こんな状態でした。
交換して組み込むと・・音割れは解消していました。トルクも復活です。
ブラシ摩耗はこんな現象も起こすというのは私的には発見でした。
おそらくルリビタキです。
本来は手を近づけると体、首、くちばしを動かしながらさえずります。
中年の男性が持ち込んだのですが、話を聞くと85歳になるおばあちゃん(お母さん)のために直してもらいたいのだという。そういうのを聞くと気合いが入ります。
動かない原因はギアの歯こぼれでした。素材が劣化しています。
結局は歯数30でヤスリを掛けながら径を小さくしてなんとかできました。2日がかりでした。使ったヤスリは目立てヤスリです。
85歳のおばあちゃんと家族が喜んでくれるといいのですが。
走るのではなく震えるのです。
紐を引けなくなったとのことです。縫い目は運転台の後ろの角です。
ムーブメントを取り出してみると紐が巻き付くリールが割れてゼンマイに力が伝わりません。(写真右側)
学研大人の科学で発売されたシリーズの一つです。裸で失礼します。
うまく動かないという訴えでした。
動かしてみると途中でギアが歯飛びするときがあります。ゼンマイが空回りします。
ゼンマイのラチェット部分かと疑ってハンドルとギアの位置をマジックでマークして
様子を見ると、空回りしてもずれが生じません。つまりゼンマイ機構内部ではなさそうです。
よく見るとギアのかみ合わせが甘くて「なめる」ときがあります。かみ合わせを強くするにはどうするか?
軸の位置はしっかり固定されているので問題なし。結局端数を増やしたギアを作ってかみ合わせを強くすることに。
写真の白いギアがオリジナルの12T。灰色が交換した12Tです。直径が大きくなっているのが一目瞭然です。