2020年4月13日月曜日

キーボード修理 クリスタルイアホンが活躍


全く音が出ません。LEDは光ります。
スピーカーも配線も接続部もチェックしましたが問題なし。オーディオアンプを疑ってその付近をクリスタルイアホンで探るとかすかに音がするのでオーディオアンプを交換したのですがだめ。そのうち聞こえていた「かすかな音」も聞こえなくなってしまいました

処分しようと放っておいたのですがコロナ問題で暇になったのでゆっくり見ようと再びチェック。
クリスタルイアホンで探っていると偶然明瞭な音のする端子(aとb間)がありました。その先のどこかが不具合だとわかります。
そこからのラインをたどっていくと、bはcから導線を経て離れたところに音量調節用の可変抵抗につながり、dに戻ってきます。ac間では音が聞こえますがad間では音が出ません。
可変抵抗は回転タイプではなくスライドするタイプです。クリスタルイアホンでチェックするとここまで音信号が来ているのに出てきません。問題箇所が絞れました。


片面ラインはカーボン系の抵抗、反面は金属プリントです。各部分で抵抗を測るとこれらの導通が悪
い。


まずは両面のラインをプラスチック消しゴムでこすって清掃します。次にブラシ状の接点を接点復活剤で清掃します。つけた後何度も往復させているうちに導通が復活します。
そうして試すと見事(と自分で言うのも変ですが)音が復活しました。ちょっとした感動です。今思うと少し聞こえた音がやがて聞き取れなくなったというのは導通不良が進行していたと考えると納得です。
これが活躍したクリスタルイアホン。

でも、これでまた自宅待機の暇に付き合わなければなりません・・

2020年3月27日金曜日

マスダヤラジコン リレー

増田屋の初期のラジコンです。


後輪は動くが送信機に全く反応しないというもの。

送信機側本体側の電源系、はんだ、接点の酸化などをチェックしましたが問題なし。
コヒーラも正常です。
モーター単体は回ります。

ということはリレー?と疑ってチェック。
リレーはこんな形です。端子が4つあります。

上側の2つが1次入力。下の2つが2次出力(というのかな?)です。
1次側に導通がありません。
中を診ることに。


なんと! 驚きました。
単純な電磁石ではなく電流計のような回転子を使っている!
繊細でほこりなどが入らないように密閉されているのも道理です。
ここまでやったのかという感想です。
ちなみに後期型のリレーはこんなものです。

単純な電磁石と鉄板です。むき出しです。。
これの接点が酸化して導通不良を起こしたものを見たことがあります。

今回の故障はこのコイルに導通がありません。
コイルは時計のような細いうずまきばねで保持されていてはんだ付けされていました。

残念ながらこれ以上の分解はできませんでした。

やむなく現代的なリレーで代用します。


交換したところ正常に反応するようになりました。

ちなみに回路はこうなっていました。


悩ましかったのはフレーム部分の電圧がどうなっているかでした。
モーター用はー3V、コヒーラ用は+1.5Vのレベルが共通で、それがフレームのレベルになっています。
同じ時期のラジコンでバスの場合はフレームは確かモーター用+3Vとコヒーラ用+1.5Vの共通レベルになっていました。それを知っていたので戸惑ってしまいました。

リレーには「32 11」という印刷がありました。きっと昭和32年(1957)製です。なぜならこのラジコンが最初に発売されたのが1955年だからです。

歴史を感じさせるおもちゃでした。







2020年3月14日土曜日

スーパーマリオヘリ ギア

リモコンのスーパーマリオヘリです。


下のローターが回りません。
原因はギアでした。

オレンジが交換したギアで、モーターとローターシャフトをつないでいます。
こんな風になっていました。小さい方のギアの歯がぼろぼろです。


外がm0.3 20Tで、中がm0.3 8Tです。
こんなものありません。3Dプリンターでチャレンジすることにします。

作製後仕上げが不可欠です。
組み込んで試運転すると渋いながらも回転します。
動かしながらなじませようとしていたら、突然止まってしまいました。

再度開けてみると、ギアはこんな状態でした。


ふとm0.3 8Tの真鍮ギアがあることを思い出しました。
結合することにします。
3Dで作った平歯車に2.5㎜の穴を開けギアを圧入しました。
3つを比べたのがこれ



中心を取るのが難しくかなり調整を強いられました。
でも苦労の甲斐あって無事回転するようになりました。





2020年3月12日木曜日

トミカの駐車場

青いバッグにセットされていて広げると道路や駐車場が現れます。
その中の車のリフトを動かす部分です。



ダイヤルが破損しました。
これはダイヤル受け部で、壊れていない。


壊れたのはこちら。「受け」に噛み合う部分が破損してしまいました。


見ると薄い板で軸を回すようになっています。
この厚さでは持たないでしょう。現に2つ続けて同じ個所の破損を見ました。

対処はとにかく補強です。
3Dプリンターで作ったパーツで隙間を埋め、回転部分はリン青銅版を埋め込みます。










トルクリミッターを固定する軸受け側も破損していたため長いビスでばねを固定しました。


これでOKです。

2020年3月5日木曜日

音の出るトミカ

車体を押さえると音が出ます。正式名はもしかしてトミカ4Dかもしれません。



単純に抑えれば鳴ると思っていたのですがもう少し複雑でした。
スイッチが3つあります。
前輪側


後輪側


そしてシャーシ裏側のプッシュスイッチ。基板に配線があります。


プッシュスイッチは音を止めるもののようです。

わかっていればもっと手早くできたのに。

2020年2月26日水曜日

マスダヤ ミッキーのスクーター


ゼンマイ仕掛けの結構古いものです。裏にはMASUDAYA CORP 1982のロゴが。

走らないということでした。
ゼンマイ部を見るとゼンマイが開ききっていて巻けません。
ゼンマイ中央部が切れていました。


先端を写真のようにヤスリで加工して組み込みます。




ゼンマイの巻き込みはコツがあります。ゼンマイを外して伸ばしきり、中央部をまず噛ませてからゼンマイをボディーの穴に通す。90度ねじる形になるが無視して。

あとは巻きこんでいくと最後にゼンマイの他端の窪みがボディーに自動的に噛みこみます。写真はあと少しの状態。


ゼンマイを巻くハンドルが欠落していたので3Dプリンターで作成しました。

2枚を貼り合わせて真鍮パイプで補強します。

2020年2月21日金曜日

FisherPriceプログラミングロボ


写真のようなおもちゃです。

これは頭胸部に動力があります。
腹部のパーツは1個1個が別々でUSBコネクターで自由につなげることができます。腹部パーツはそれぞれ決まった動きがプログラムされていて先頭からの順番通りに動きます。右左とつながっていれば右回りに動いた後左回りします。直進や停止して音楽というブロックもあります。
ブロックには動力がなく情報を頭胸部に返すだけで、頭胸部がそれに応じて動くというものです。

さて故障ですが繋げても頭胸部は反応するのですが次へ進みません。
本来、上部の大きなスイッチをオンにすると頭胸部はまず腹部ブロックと情報をやり取りして腹部ブロックは一旦点灯します。
ところが腹部ブロックが点灯しません。時々思いついたように点灯しますが続きません。
どうも情報のやり取りがうまくいってないようです。
コネクターとリード線、はんだを観察したのですがちょっと見では問題が見つかりません。

基板のはんだの裏側(見えない方)でリード線が切れかかっていました。そのため導通が不安定になっていました。



リード線を交換して順調になりました。