1950年代後半に作られたブリキの飛行機です。保存状態がいいです。
ヨネザワ玩具のロゴが印刷されています。
単1乾電池3本で動きます。滑走路を移動します。車輪が止まると、窓から見える搭乗客が引っ込み、ドアが開いて若いCAが搭乗口に姿を見せます。よくできたおもちゃです。
1950年代後半に作られたブリキの飛行機です。保存状態がいいです。
ヨネザワ玩具のロゴが印刷されています。
単1乾電池3本で動きます。滑走路を移動します。車輪が止まると、窓から見える搭乗客が引っ込み、ドアが開いて若いCAが搭乗口に姿を見せます。よくできたおもちゃです。
電池の液漏れによる電池受けの錆をよく見かけます。例えば、
中を見ると
ユメル、ネルルはよく持ち込まれます。年配の方が我が子のようにかわいがっていて、まるで家族のようです。何としても直してほしいという気持ちが伝わってきます。直す方も気合いが入るというものです。
眼球部、メカ部分に手を入れる場合を想定して、分解手順を記録しました。
<下準備>
①後頭部手縫い部分の糸を切り切開する。綿を取り出す。
②電池ボックス周辺を固定しているタイラップを切る。(写真の「この接合部も切開する」は必ずしも必要ではありません。切開した方が楽ですが切開しなくても作業は進められます。)
③頭部中央を縦に巻いているタイラップを切り、綿を取り出す。
手順1 電池ボックス内外分離 (裏側ビス4本)
手順4 壁(ピンク)を頭部から外す (ビス)
手順5 首回りの押さえパーツ分割 (ビス)
手順6 頭部分割 (ビス)
手順8 ギアボックスを外す (ビス)
*眼球を動かすアーム先端を頭部から外す
(1)アーム側カバーを外す (ビス)
*中央のギアシャフトは反対側まで貫通し,プーリーが付いている。このプーリ
ーはモーターからのベルトで駆動される。無駄にギアを動かすとベルトが外れ
てしまう。
*アーム側中央のギアからのシャフトにプーリーが付いている
<組み立て>
組み立ては逆の手順。最後の電池ボックスははめ合い注意。中のリード線を噛ませない
こと、ツメが当たりやすいので確認して蓋をはめること。
その他、電池受けの錆。この電池ケースは内部に配線があり、そこが錆びると正常電圧があっても電流が流せないため不具合を生じることがある。しっかり接着してあるため分解はリスクを伴う。左右の手のスイッチ不良もよく見受けられる。スイッチ自体がだめな場合のほか、リード線の経年劣化で被覆が固化し折れて断線するケース、ハンダ剥がれなどがある。
※後日譚:後日ユメルの修理依頼がありました。動かなくなったというものでした。おばあちゃんが先日亡くなり、遺品整理をしていたところ押し入れからこの人形が出てきた。お孫さんが小さい頃にこの人形の声をおばあちゃんと一緒に聞いた覚えがあり、なんとかもう一度聞きたい。直してほしいというものでした。
電池受け接点はきれいだったのでモーターかもしれないと見当を付けました。分解手順をここで整理していたこともあり、後頭部縫合部分の糸を切って・・とやり始めたのですが、ふと電池ケースを取り出すと・・、参った!電池4本必要なところ、ケース裏側の2本が入っていない!急ぎ追加して試すと正常動作するではありませんか。 早とちりは失敗の元を地で行ってしまいました。
古いクリスマスツリーの飾りが持ち込まれました。明かりが点かないというものでした。
光源のハロゲンランプが切れていました。
仕様は 「6V 5W G4口金 Φ35反射鏡付き」ですが、ネットでいくら探してもヒットしません。あるのは12V用か反射鏡無しのものばかりです。
やむを得ず「12V 20W」を試したところ、ほぼ実用的な光が得られました。20Wとしたのは、規格に対して電圧が半分、ということは電流も半分、つまり電力は4分の1になるので逆算して、電力を4倍のものとしたわけです。
知識のある方に聞いたところ安全上も問題はないとのことでしたが、自分ならLED化するだろうというアドバイスを得ました。
ただ、このおもちゃはACアダプターで9Vの交流電源になっています。交流対策、電圧電流コントロール、放熱が必要で、その辺は教わらないと・・・
このおもちゃは1950年代のもので、世界初のラジコン自動車と同じ時期に増田屋から発売されたものです。無線操縦の媒体としてラジコンが電波を利用したのに対して、ソニコンは音波を利用しています。このロケットの他に、バスも出ています。
動かないとのことでした。
この時期の古いおもちゃの故障原因定番は接点の酸化皮膜です。スイッチ、電池受け金具、音波受信部中央の接点、そして、場合によってはリレー内部の接点をみます。
まずはスイッチ。こんな具合でした。酸化皮膜ができて黒ずんでいます。
お客さんはモーターの不具合を心配していたのですが、不具合はありませんでした。古いものはグリスが固着することがあり、心配もありうるのですが今回は固体全体の状態がよく、セーフでした。
ところで、音波でどうやってコントロールしているかです。
最初の写真、右側の円筒部分で同心円状に見えるのはダイヤフラムと呼ばれるもので特定の振動数で振動します(1040Hz付近)。通常は、ダイヤフラム中央の接点にT字型の金属が触れていて導通があります。ここを流れるのは直流電流で、リレーの1次側コイル(電磁石)を磁化し、内部のスイッチを引きつけて大電流を流しています。これが前進の状態です。
ここで1040Hzの笛を吹くと、ダイヤフラムが共鳴して振動します。それにより接点がON-OFFを繰り返すことになります。つまり電流が直流ではなくなるのです。するとリレーのコイル(電磁石)は極性を失うかたちになり、接点が離れて反対側の接点につながり、2次側の電流の向きが逆転します。こうしてロケットは後進するわけです。
回路図メモ
モーターは1.5V駆動
モーターが3Vで駆動 回路も若干違っています
しかし、車輪が今どの方向を向いているかは外からは見えません。そこでメカ部分の上にシャフトが立っていて、車体外部にアンテナが付いています。そのアンテナの向きがイコール車輪の向きということです。
後進は文字通り後ろに進むだけではなくハンドルの役割も果たしていることになります。
無線操縦への憧れ、遊び心がベースとしても、強い執念とも言えるものを感じました。頭が下がります。
ラジコンも含めてですが、当時の優秀な人材がかなりおもちゃ産業に流れていたのではないかと思います。そう思わせるだけのおもちゃ群です。
*参考 ソニコンバス-1 (状態は悪い・・)
brightstarsのアルファベットポップアップというおもちゃです。
ディズニーのキャラクターでポテトヘッドと言うそうです。」
開けてみるとギアが2個割れていて、他に2個がひび割れ状態でした。
とりあえず割れたものを交換しましたが、仲間のドクターの分解したものを引き継いだので元のギア構成がわからず苦戦しました。試行錯誤で何とかできてほっとしました。