2022年2月25日金曜日

イワヤのサイボーグ犬

 イワヤの犬のぬいぐるみです。以前修理したものがまたやってきました。

今回は足の骨折か。交換だなと簡単に考えたのは甘かった。何から何まで破損していた!

これが破損部品


7カ所分あります。他にフイゴの穴を入れると8カ所に。

3Dプリンターで作製した部品のテストケースと考えることに・・。

これは前脚と後脚



肩リンク軸 前回修理部分が再び破損。同じ方法が採れないので別法で。


胸部のギア


尻尾の根元 これは組み込み時に折れたため、軟質プラを継ぐ形に改良。



首部分


組み込み時に尻尾を折らないために一部切開。


できあがったのはまるで・・つぎはぎだらけのサイボーグ。


皮をかぶせると普通のイワヤの犬





和田アキ子の正体はエルモだった

 永谷園の懸賞で当たった和田アキ子の人形です。動かなくなったと持ち込まれました。



で、開いてみると中から出たのはどう見てもエルモのもの。内部を見るとエルモそのものでした。

故障原因もエルモに定番のm=0.6ギア割れでした。迷うことなく修理して完了です。当然ながら動きもエルモそのものでした。

というわけで、和田アキ子の正体はエルモだったのでした。



2022年2月10日木曜日

プラレール 笛コン

 「笛コン」と呼ばれるプラレール。

ジャンク品を手に入れた人からもらったもので、笛もなく動かない。


ネットで見ると専用の笛でスピードコントロール、停止ができるという。スマホでもコントロール可能となっている。アプリは今ではダウンロードできなくなっている。

口笛でも動くというが動かなかった。

原因はマイク不良でした。小さなものが使われていたが、手持ちの約10mmのものが具合よく収まった。



音程はハーモニカの高い方のファあたりで反応したが、100%確実ではないのでコントロールが難しい。口笛でも反応するが、息が続かない・・ ネットでは約1200Hz、高いレかレ♯とあった。

裏を見ると「BAND1」とある。音の周波数なのかラジコンの周波数なのかわからないが、複数台を走らせることができるのだろうか。



ギアボックスはこんな具合


面白い作りだと思うけれどいまは廃番のようです。


これで断線?ことばずかん

 おしゃべりいっぱいことばずかんDX「電源ランプはつくのに声が出ない」という症状です。

やられました。


スピーカーを疑ってチェッカーで端子に触れましたが正常でした。

原因を特定するために基板や先端部分のコネクターをいじってみると時々声が出るので、その付近の断線・不具合を疑いました。ところが、ここかと思えばまたあちらといった具合で、わかりそうでわからない。

時間ばかり過ぎて諦める直前、スピーカーチェックを基板の端子でやってみました。

音が出ない!結局スピーカーの半田付け部分の半田部分が外れていた(あるいは際の部分で断線)のですが、これが外から見てもわかりにくい。。

これがその状態です。コードが接着剤で固められているため繋がっているかのように見えてしまう。要注意です


実はこんな状態

そういえば、この部分は断線しやすいという話を聞いたことがある。思い出すのが遅すぎた・・