おそらくルリビタキです。
本来は手を近づけると体、首、くちばしを動かしながらさえずります。
中年の男性が持ち込んだのですが、話を聞くと85歳になるおばあちゃん(お母さん)のために直してもらいたいのだという。そういうのを聞くと気合いが入ります。
動かない原因はギアの歯こぼれでした。素材が劣化しています。
モジュールは0.25! 光造形の3Dプリンターでチャレンジです。歯数をオリジナルの28枚にするとギアが滑ります。29枚、30枚、さらにはm=0.26と試したのですがどうにもうまくいきません。
結局は歯数30でヤスリを掛けながら径を小さくしてなんとかできました。2日がかりでした。使ったヤスリは目立てヤスリです。
これは失敗作の一部
できあがった状態
何とかなってほっとしました。
85歳のおばあちゃんと家族が喜んでくれるといいのですが。