2018年3月29日木曜日

BrightStarts アルファベットポップアップ

こんなおもちゃです。


上部の大きなボタンを押して内部のばねを押し込み、離すとその力で下部の黄緑の円盤が回転します。
3回押すたびに円盤の窪みの爪が起きて、中のボールを弾き飛ばします。

故障は下の円盤が回らないというもの。

原因は笠歯車が2個とも割れていました。大きなしっかりしたギアですが、負荷に耐えられなかったようです。
以前にも同じ症状を見たことがあります。
金属タガを嵌めて何とか修理しました。

組み立てにコツがあります。
上部から順に組んでいきますが、最後のところで変則的になります。

上からは白いパーツが先ですが、白いパーツはまず一番下の底部分に組み込みます。
白く丸いパーツを押し込んでおいて、中央の軸を裏蓋の側からビスで回すと二つが噛み合ってロックされます。
こうしないとボタンを押し込めません。


後日おなじものを修理した時のこと。
どうにも回転が良くない。調子がいいかと思うと回転が止まってロックされてしまう。
原因はコードの取り回しにありました。
裏蓋に出ていく赤黒のコードをドライバーで示した穴に通さないと他に干渉します。



2018年3月19日月曜日

いつもの イワヤ犬

いつものやつです。
今回はギアの歯欠けと首折れ。
歯欠けはピニオンと平ギアです。
この場合、ピニオンは交換が難しいため差し歯です。


U字型のバネ線を差しました。
写真は撮りそびれてしまいました。
で、別の差し歯写真で。ラジコンのギアです。
下穴をあけ、L字型のバネ線を強引に押し込んで対処しました。


若干ずれてますが十分動きました。

平ギアは余計なものがくっついていて交換は無理。

スペースに余裕がほとんどないため、差し歯で対応します。

元のギア 歯欠け部を三角に切り取り。
別のギアから歯1枚分を三角に切り取り。


はめ込んで、


熱溶着です。
ヒートペンというはんだごての仲間を使いました。
270度設定でした。


次は恒例の首折れ。



今回はこのような方法で。
ピンと熱溶着です。


おまけは、尻尾を振らせるリンク折れです。
軸部分はモーターピニオンとの干渉を避けるため極端に薄くなっています。
プラ板で作るのは難儀です。ステンバネ線で作りました。
右のギアは抜け止めのストッパーです。


ちゃんと動きましたが、また作れと言われたらちょっと・・ご遠慮申し上げたいです。

2018年3月12日月曜日

増田屋 ブリキ機関車

レトロな機関車です。
錆がひどいですが半田と配線修復で動きます。


中央の丸い部分は「オルガン」です。
音は「ベロ」で「ON OFF」します。

ボディーが電流の通り道として使われています。
それはバイクなんかも同じですが、何しろブリキで時間がたつと・・錆びだらけです。
太目の導線で直結です。

増田屋の証。


何年前のものでしょうか?
made in JAPAN とあります。
つくりを見ながら思いを巡らすのも楽しいものです。