2025年4月26日土曜日

モーターのコイルが変色

 バッティングマシンが動かなくなりました


モーターの回転が弱く、そのくせすぐにポリスイッチが働いて停止します。

モーターはマブチでいうと260と同じサイズです。電流を測ると1.5Aほど流れます。内部を見るとブラシもコミュテーターも傷んでいません。

さらによく見て気がついたのが、コイルの変色です。3つの内ひとつが変色しています。また、そのコイル縁の白いプラが融けたように変形しているのがわかります。抵抗を測定するとこのコイルが断線(あるいはそれによるショート状態)していることがわかりました。相当な発熱があったと思われます。
原因はボールが引っかかるなどしてモーターの回転が止められ、異常電流が流れたと推測しました。このおもちゃは電源からモーターに直結のためモーターに負担が行きました。ポリスイッチは反応に時間がかかるため間に合わなかったのでしょう。ドライバーを使用しているものなどはドライバーが焼けてしまったものを見たことがあります。
コイルのひとつがだめになっていたためトルクがなく、ポリスイッチもすぐに働いてしまったと結論づけました。
修理は通常の260モーターではシャフトが短く使えません 合うものを探して場合によっては多少改造して取り付けることになりそうです。

 以上