2017年11月16日木曜日

トミカ 立体パーキング タイムズ

2つあるエレベーターのうち右だけが車を乗せると上がらないというものです。
車を乗せなければ上がるとのこと。


手動で、中は事実に単純です。(写真は修理後)


ギア割れだろうとたかをくくっていたのが大間違い。
ギアはどれも正常です。潤滑剤も入れてみました。が、動きがだめです。
途中でロックしたり、負荷がかかるとギアが飛ぶ音がして動きません。
原因を突き止めるのに半日かかりました。最後は先輩ドクターのアドバイスでした。

原因はここでした。右側の窪み。


ウォームギアの左にある穴と窪み。軸受けです。
窪みがオリジナルの状態で力がかかると軸がこの壁に乗り上げてしまうのです。
左は対策のために穴を貫通させた状態です。
シャフト付きのギアを作製します。左がオリジナル右は作製したもの。


2個とも同じように対策しました。
右のギアは平ギアとピニオンの結合したものですが同じものはありませんので、それぞれのギア穴を2,9mmとしてから3mmシャフトに固定しました。


これでやっとなめらかに動くようになりました。
2つあけた軸穴が表に出ています。


肩の荷もこのリフトで下せます。

なぜこのような軸受けになっているのか不思議ですが、おそらく表に軸穴を見せたくなかったためではないかと推測しました。


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