なでると鳴くネコのぬいぐるみです。
鳴かなくなりました。
中を開けてみるとこんな具合です。
センサーが3つとタクトスイッチが一つ、導線だけのセンサーが1本組み込まれていました。
タクトスイッチは清掃です。
センサーはこんなものです。夢ネコなどにも使われています。
コードはシールド線です。
心線が1本銅箔にはんだ付けされていて、シールドは写真の通り解放されています。
原理はよくわかりません。
このうちの1つが断線していました。はんだ付けしました。
裏返しで作業しました。この後また裏返して綿を入れて完了です。
ところで、導線だけのセンサーはこんな具合です。
青い線がそれです。
中ほどに触れると不機嫌な声を出します。
どうして1本線だけでセンサーになるのだろう?
結果的には直りましたがわけのわからないぬいぐるみでした。
この配線はまた切れるような気がします。
こどもはぬいぐるみをぶら下げたり曲げたりすることがあります。
するとこの構造では線に負担がかかります。
抱っこするだけを想定しているのかもしれませんが、実態には合わないですね。
一工夫すればおもしろいおもちゃになるのに。
1本線だけでセンサーになっているなんて、不思議ですね。
返信削除何年か前に、犬のぬいぐるみで配線だけが出ていて、どこにもスイッチ部品の姿が見えないことがあり、マイクロスイッチを増設して機能回復させた覚えがあります。
http://blog.canpan.info/charts/archive/102
最近ようやく、静電容量検知式センシングの応用だと気づきました。
この「なでねこ」修理メモを参考にさせていただき、アルミ箔をセンサーパッドに流用して電子オルゴールを試作してみました。当方ブログをご参照願います。
http://blog.canpan.info/charts/archive/197