2019年1月20日日曜日

サイズの大きなオルゴール

きれいな木箱のオルゴールです。
「MASASHI SADA 2001」とあります。
熱烈なファンだそうです。
ゼンマイを巻いても空回りして戻ります。


ギア部分の交換で軽い・・と思っていたのが・・
サイズが違います。右は18弁の標準タイプ。


問題はドラムの笠歯車の摩耗でした。

ギアだけでも同じであれば、と願いつつチェック。
歯数が1枚多かった。標準12歯のところ13歯でした。
やむなくギアを手作りです。
ポリカの板に下絵の13分割放射状の線を写しとります。

ポンチを打ちます。


鋸で切り目を入れてから歯型を修正します。(加工途中)


ドラム側の摩耗した歯を削り取ります。
交換歯車の固定のため軸は四角く残します。



交換ギアの穴も四角に整形。


交換ギアを取り付けて、


2番?ギアを取り付けて、


これを組み込んで、曲が出るようになりました。

ゼンマイに近い位置(回転数が低い)なので結構いい加減なギアで大丈夫でした。
回転数の高いギアだと精度が要求され、自作は難しそうです。

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