20数年前のものだそうです。
音はなるのに観覧車が回りません。
裏ブタの開け方に戸惑いました。
観覧車の脚部にネジが見えるが脚部に溶接されているようです。
裏ブタにはねじがありません。
接着かと思いましたがびくともしません。
傷をつけたくないのでやむなくメーカーに問い合わせると
即返事がきました。メールして数分後です!
裏ブタは熱で溶着されているとのことで、のこで切るしかないという返事でした。
重要情報ありがとうございます!
鋸で切れ目を入れたのですが3度目の正直でした。
原因はギア割れでした。楊枝で示した場所が割れています。
同じものに交換しました。
ギアの場所はココ。
クラウンギアの下の平ギアでした。
最後のふたは透明プラバンにしました。
中が見えるし。
ついでに各部の錆と汚れ取りです。
ピカピカにします。
観覧車のシャフト部の汚れも磨き取り、ワックスを入れます。
なめらかに回転するようになりました。
ボディもワックスがけです。
各部の作りのしっかりしたオルゴールです。
感心しました。
大阪の石黒というメーカーで今もやっています。
なお、オルゴールの回転を観覧車に伝える仕組みはこのローラーが担っています。
通常はゴム車輪を使うところですがゴムらしきものはありません。
金属輪が直接当たっています。
黒く見えるのは磁石です!
磁力でフリクションを発生させているんですね。
それを教えてもらったのもメーカーの方からでした。
全く同じ症状の観覧車のオルゴールが入院してきて、治療方針を検討する際に、コチラの治療記録を参考にさせていただきました。
返信削除特に、底板をくり抜くために最初にあける穴の位置を見極めるのが、おかげさまで上手くいきました。
仕上げのアクリル板のアイデアもそのまま拝借、見映え上々の仕上がりと自画自賛です。(下記URL参照願います。)
https://blog.canpan.info/charts/archive/445
この場を借りて感謝申し上げます。大変、ありがとうございました。