キューピー人形が持ち込まれました。(写真は修理後の状態)
ゴムで手足を引いて「固定」されているはずです。
ゴムが劣化して手足がばらばらです。
ゴムを交換します。伸びがよく劣化しにくいウレタンゴムを使いました。
固定金具を入れるために穴を少し広げて、
作った金具を差し込みます。一旦差し込めば内部で横になり抜けません。
ミルク(水)飲み人形です。口からお尻につながるゴムパイプは固くてぼろぼろと折れます。シリコンゴムパイプに交換です。
端の部品を取り付けて中から通し、
はんだごての熱で広げて固定です。
顔を清掃して完成です。
取りに来たお客さんは私と同年配ぐらいで、自分が子供のころのおもちゃで50年以上前のものだそうです。思い入れがあって捨てずにおいたそうです。
とても喜んでもらえてこちらもうれしく、力づけられました。
こういう修理はいいですね。
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