黒ひげ危機一髪。
樽の上に置いた黒ひげを押し込んでも止まらないというものです。
写真は樽だけです。
黒ひげを押し込んだ時ロックする仕組みは、中央の棒が押し込まれ、鍔がレバーの爪にひかかかるようになっています。(写真は修理後)
飛び出す仕組みは、樽に差し込んだ板が中のレバーを押しツメを浮かせます。
するとバネの力で棒が飛び出すというわけです。
ロックできない原因は鍔(フランジ)が欠けていたことです。
なぜ欠けたかというと、ばねの力で飛び出した棒の鍔が突起に当たって止まるときに大きな衝撃力が加わるからです。長く使っていて弱っていたのでしょう。
接着だけでは弱いので補強のリン青銅版を入れました。
厚さ0,5mmのものを使いました。
ばねが干渉しないよう少したわませてあります。
これでどれくらい持つかちょっと気になるところです。
本当は追跡して調べるといいのですが・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿