積み木を入れた箱のふたがすぐ外れてしまうようになりました。
写真は修理後です。
原因は蓋が移動するレール部分が欠けてなくなってしまいました。
すっかりなくなって、これでは溝になっていませんね。
同じメーカーのおもちゃでやはり同じ症状のものを見ました。
子供は蓋をずらして開ける時、途中で持ち上げてしまいます。
するとてこの原理で溝部分に強い力が働きます。
溝は木目に沿っているので簡単に割れてしまうのです。
「持ち上げ対策」も含めて修理しました。
まずは溝になるよう当て木を両端に接着します。
全面にとしないのがみそです。
蓋も「逃げ」と噛み合う部分を分けて削り取ります。
抜き差しがスムースに行くよう一工夫。
蓋に指孔を開け、
入れる時は溝に沿い、抜くときは自然に外れるようにします。
竹板を貼ってあるのがポイントです。
こうすると、入れる時は、
外すときは、
この位置まで来ると自然に持ち上がって外れます。
指孔も役立っています。
ということで、自分ではなかなか工夫したなと思ったのですが、
多くの子供の使用で強度が保てるかが不安です。
壊れたらまた直すということですね。
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