1988年製、made in JAPANです。
30年前のラジコンです。
16輪駆動です。
すべてのタイヤがギアでつながっています。
フリクションが心配ですが軽く回ります。
そして車体が折れ曲がり、段差を乗り越えます。
なんと15cmの垂壁も乗り越えます。16輪駆動ならではです。
今でいえば月面探査車や災害ロボットなどのはしりですね。
全く反応しないという故障でした。
送信機の電波が全く出ていません。
中は丁寧なつくりです。
原因は経年によりコントロールレバーのスイッチの接点が酸化していました。
一見きれいに見えたのですが、基板側とスライド部の両方を磨くと電波が復活しました。
車体側のモーターは強制回転で復活です。
これで完了と思いきや、最後の難関が待っていました。
ギアボックスの蓋をすると回転しません。
あれこれ推測しながら2時間以上悪戦苦闘。
結局わかったのはピニオンギアのかみ合わせが浅いためにギアを動かしたのですが、その時にボックスの蓋についているシャフト抑えがギアに干渉していました。
そういえば蓋をして再び外すときに蓋側にモーターが張り付いてきました。
当初はなかった現象です。
ギアの位置を微妙にずらして無事動くようになりました。
*後日譚 1週間後動かすと動きません。原因は接点の磨き不足でした。前回磨くときに接点がえぐれていたので遠慮して少し控えました。これが裏目に出ました。
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