お父さんが子供のころに遊んだ思い出ののおもちゃだそうです。
たまたま出てきて懐かしくなり、何とか直らないかという相談でした。
ハンドルを巻ききったまま全く動きません。
原因は劣化したパーツをギアが噛みこんでいました。
ドラムの左側についていた円盤状のプラスチックが割れて噛みこんだものです。
外すのに苦労するほどがっちり入っていました。
それを外して一段落。
今度はギアが舐めたように空回りします。
ギアをよく観察しても減っていません。
さらによく見ると風車を止めている板の固定が緩くガタついています。
このためギアが逃げて滑ったわけです。
カシメを削り穴を開けてビス止めです。
これでばっちりです。
櫛歯はビス1本で固定されていました。
ボディを磨いて返却です。(気が向くとそこまでやります)
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